4月のごあいさつ

4月になりました。

 

先月に引き続き、世間はコロナウィルスのニュースが広がり今や感染者が全世界で数十万人に増え、東京オリンピックも来年に延期になりました。
この1ヶ月という時間だけで世界が大きく変わっていっているような気がします。


一年前の情報誌のごあいさつ文で何を書いたかなと読み返してみたところ、新元号が「令和」に決定し菅官房長官から初めてお披露目された時の事を書いていました。
新しい時代が始まる期待感や、日本の伝統について感慨深く感じていた昨年の今頃。

明らかに違う空気が漂っている事に、驚きと恐ろしさを感じてしまいます。


とは言え、ここ鹿児島では3月30日現在、桜の花がまさに満開を迎えています。

人間の世界では大変な状況になっていても、いつもと変わらぬ季節の移ろいには心を動かされました。
お花を見ながらの宴会や食事はコロナウィルス予防の観点から慎みますが、美しいものを美しいと感じたり、季節の変化を感じる事の喜びは忘れないでいたいものです。


危機を乗り越える為に必要なのは団結する気持ち、公共的な心。逆に危機を広げるのは、利己的な考え方や混乱。

1人1人の心がけが大きな違いを生むことをしっかり意識して、なんとかこの厳しい状況を乗り越えていけるよう取り組んでいきましょう。


感染してしまった方の1日でも早い回復をお祈りし、医療に従事している方々のご苦労に敬意を表したいと思います。


今月もよろしくお願いします。